際 KIWA極めるほど、際へゆく。

KIWA 006 ── ほとり / 深掘り

頂を目指さない富士 Fujinomiya Sacred Place

富士山の南麓・富士宮に重なった信仰・湧水・食の記憶を、物語・体験・商品・映像の順で世界へ差し出す。

KIWA 006ほとり ── 下の端
中央からの距離σ 1.95
分布上の位置下位 2.6%
状態深掘り
頂を目指さない富士のキービジュアル(抽象的な光の情景)

WHY EDGE ── なぜ端か

富士山への視線は山頂と登山道に集中する。その視線分布の端にある麓の土地。

富士山そのものは端ではない。端にあるのは、その麓の富士宮に積もった生活文化の層——湧水が日常の中を流れていること、浅間信仰が暮らしの所作に残っていること、祭り・食・路地・職人・日常の祈り。

観光の動線は山頂や撮影地点へ向かいやすく、この層は通過されやすい。「富士山は誰もが知っているのに、富士宮の層はほとんど知られていない」という落差そのものが、この部屋の主題である。

現地の担い手への取材はこれからの仕事だ。わからないことは、わからないと書く。確かめてから、灯す。

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